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【後編】楽天グループ20代社員 保険&証券座談会 お金と、私と、人生のコト

【後編】楽天グループ20代社員 保険&証券座談会 お金と、私と、人生のコト

公開日:2023年4月17日

前後編にわけてお届けする楽天グループの若手社員による座談会。「証券」や「保険」など所属も仕事も異なる4名が、それぞれの「お金」「私」「人生」について語ります!
座談会の後編では、20代の若い世代の学びへの姿勢や今後のキャリア、これからの人生で起きるさまざまなライフイベントにどう向き合うかなどをピックアップ。老後資産への備え方など、20代ならではの意外な本音も見えてきました。

(この座談会は、東京の楽天クリムゾンハウス青山にて行われました。)

>「楽天グループ20代社員 保険&証券座談会 ―お金と私と人生のコト【前編】―」
(楽天証券のウェブサイトに移動します)

【メンバー】

◆Renさん

保険&証券座談会 お金と、私と、人生のコト 後編メンバー Renさん

楽天証券株式会社株式デリバティブ事業部。株やコモディティのプロモーションを担当。

◆Sunnyさん

保険&証券座談会 お金と、私と、人生のコト 後編メンバー Sunnyさん

楽天証券株式会社アセットビジネス事業部。投資信託のプロモーションを担当。

◆Ayanoさん

保険&証券座談会 お金と、私と、人生のコト 後編メンバー Ayanoさん

楽天インシュアランスプランニング株式会社マーケティング戦略本部マーケティング企画部。保険グループのマーケティング部門で新規サービス企画を担当。

◆Arisaさん

保険&証券座談会 お金と、私と、人生のコト 後編メンバー Arisaさん

楽天インシュアランスプランニング株式会社マーケティング推進部。保険グループのマーケティング部門で広告出稿やキャンペーン企画を担当。

仕事で忙しくても「学びの時間」は確保したい!

――ふだん仕事が終わった後はどのように過ごしていますか?業務や資格をはじめ「学び」の時間はありますか?

(Arisa)忙しい時期は20時くらいまで残業することもあるので、平日は仕事だけになりがち…。本当は英語とマーケティングの勉強時間をもっと増やしたいけれど、週末に集中してやっているのが現状です。

(Ren)私も、平日は勉強時間を取りづらいですね。でも、証券業界をファーストキャリアで選んだ身としては、ファイナンシャル・プランナー(AFP・CFP)の資格や証券アナリストの資格など、金融ならではの資格をいくつかは取得したいと考えています。

(Sunny)仕事の時間と勉強の時間、どう折り合いをつけるかが悩みですね…。私もRenさんと同じでAFPの資格を取るために勉強中です。また、今の業務に生かせるウェブマーケティングやウェブサイト制作、ウェブデザイン、プログラミングの知識も身に着けたいです。

(Ayano)私は比較的、終わり時間が読める業務なので、平日の業務後にAFPや語学などの勉強をしています。英語・韓国語・中国語を勉強しています。特に韓国語は、K-POPが好きで、昔から趣味として勉強を続けています。

(Ren)やっぱり好きで楽しいことに関連する勉強は続きますよね。「推し」がモチベーションの源です(笑)。

K-POPやジャニーズなど、それぞれの「推し」がいると、仕事の張り合いも出る、と語るAyanoさん。Renさんも、「実際、推し活にはお金がかかるので、頑張って稼ごうという意欲もわきます」と笑う。仕事と切り替えて熱中できる時間はとても大切

結婚、出産、正社員、在宅…。今後のキャリアや生き方

――みなさん、しっかり勉強していますが、今後のキャリアや生き方も具体的に考えている?

(Ren)正直なところ、仕事におけるポジションなどはそこまで具体的にイメージできていなくて。結婚をするかどうかも今はわからないし、正社員か、在宅か、など働き方のスタイルも未定です。けれど「これからも働き続けていきたい」っていうのは軸にあります。

(Sunny)私は正社員として働き続けたいと思っています。今の業務はすごくやりがいがあり、もし結婚や出産をしたとしても仕事は続けたい。家族の生活や人生をいろんな意味で豊かにするためにも、自分自身で働いていきたいと思っています。

(Ayano)私も正社員として働き続ける過程で、結婚や出産というライフイベントがあるといいなと思います。自分の母が結婚・出産後も正社員として働いているというのはやっぱり大きいですね。

(Arisa)たしかにこの先結婚や出産をしても、経済的には自由ではありたいですね。将来、結婚はしたいとは思っているけれど、正社員として働き続けるか、一時的に家庭に入るのか、それはその状況に直面しないとわからない…。けれど、自分で稼ぐということはかなり重要です。

――結婚や出産などのライフイベントを経ても長く働き続けたいとのこと。身近にロールモデルとなる方がいたりするのでしょうか?

(Arisa)私の場合、同じ部署で一緒に仕事をしている先輩が、結婚してもいつも颯爽と仕事をしていて、すごく尊敬していますね。

部署内の先輩に刺激を受けるというArisaさん。結婚後もバリバリ仕事をしている先輩を尊敬している

(Ren)私の部署にも、育児と仕事を両立している先輩がいます。育休を終えてまもなく復帰されていますがご本人も仕事を楽しんでいる様子です。その先輩を見ていると、育児も仕事もどっちも楽しくやれるんだな~っていうのはすごく感じます。

(Sunny)そういう方が身近にいると、結婚や出産をしても仕事も楽しく続けられそうだなと思えますよね。個人的には、育児も仕事も楽しみつつ、働いて得たお金を資産運用に振り向けて、子どもの教育や家族旅行などの資金もしっかりつくりたい。そんな状態が理想かな(笑)

NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)のプロモーションなどを担当しているSunnyさん。お客様の資産形成を助けながらも自身もしっかり資産形成して、家族を豊かにすることに使いたいと語る

(Ayano)仕事も家庭もがんばりながら、精神的・金銭的にも余裕のある暮らしが理想ですよね。

(Arisa)正直、自分がどんな働き方を選ぶのかはライフイベントの岐路に立たないとわからないかもしれない。でも、周りの先輩ママたちの存在は大きいです。

貯蓄・投資・保険…。20代が考える将来のお金の備えとは?

――少し遠い将来ですが、お金の備えについて質問です。「貯金」「投資」「保険」などありますが、どれを利用して将来の備えをしていきたいと思いますか?

(Ayano)正直、いろいろなライフイベントがまだまだ自分には遠い気がして…。結婚とか出産に直面したら「備え」についてもっと具体的に考えられるのかな?

(Arisa)私は、親にすすめられてはいった年金保険があり、毎月1万円ほど自分で保険料の支払いをしています。あとはたまたまなんですが、姉が生命保険会社に勤めていることもあって、保険は複数加入しています。自分自身も楽天の保険グループにいるから、保険で備えることが当たり前って感覚かも…。

(Ren)実は私は小さいころ心臓の病気をして手術したことがあって、それなりにまとまったお金がかかったみたいなんですが、その時は保険に入っていなかったようです。後で「もし保険に入っていたらそれで賄えたかもね…」と両親が話しているのを聞いたことがあり、家族を持ったら保険を考えようかなと思ったことはあります。

(Sunny)私は20歳からつみたてNISAで運用していて、どちらかというと、投資で「もしも」のときの費用をカバーできるのではと思っています。

(Ren)たしかに、保険も積立投資も目的ごとに備えるための選択肢のひとつかなと思う。子どもの学費や自分の介護費用など目的ごとにゆくゆく必要となる費用は保険で備える人もいれば、積立投資で備えるという人がいてもよいのかなと思う。

――みなさん、積立投資で備える、保険で備える…など、しっかり考えていますね。

(Ayano)でも、若い時から保険に入る人は少ないと思います。そもそも、保険について考える機会が少ないのかな?

(Sunny)私は犬を飼っているけど、もう老犬なので病気がちで、予想以上にお金がかかって困っています。ペットにも年齢制限があって、今からペット保険に入れない…。もっと犬が若いうちに知っていたらって思ったり…。

(Ayano)ペット保険以外にも、「ちょっといい自転車を買ったから自転車保険に入る」、「旅行や親の車を借りるときに1日保険に入る」ことを検討することは、若い人でもあるんじゃないかな? 私も、旅行が趣味なので、1日保険にお世話になることはちょくちょくあります。

(Arisa)保険のプロモーションの仕事をしている立場からいうと、生命保険や医療保険だけじゃなくて、ペット保険、自転車保険をはじめ、実は生活に直結する身近なものが多くて活用の幅もさまざまなんですよね。自分にも役立ついろんな保険があることを、ぜひ若い人にも知ってほしいなあ。

保険=生命保険や死亡保険が思い浮かびがちだが、ペット保険、自転車保険、損害保険など「あると助かる」保険も多数。座談会の中でも証券側から「どんな保険があるの?」と質問があり、保険側が答える場面も

――保険は民間の保険だけでなく、公的な保険もありますよね。

(Sunny)それに、自分が勤めている会社の福利厚生や健康保険でも、いろいろな場面で役立つサポートがあるんです。あんまり意識したことはなかったけれど…。

(Ayano)高額療養費制度などもあるし、会社によって公的制度よりも手厚い保障を受けられるケースもあるから、自分の勤務先でどういうサポートがあるのかを知ることも大切だと思います。

公的保障や会社の制度を知ることも大事ですよね、とAyanoさん。サポートがあることを「知っている」ことがまずは大切。

(Arisa)はい。まずは、民間の保険に加入するかを考える前に、自分が加入している健康保険にそもそもどんな保障があるのかはチェックしておくといいかも。

(Ren)なるほど…。自分が会社で加入している健康保険の保障についてはあまり押さえていませんでした。私も調べてみよう…。

老後に必要な資金は、ズバリいくら?

――最近は「老後30年で約2,000万円が必要になる※」などとも言われますが、老後はどんなイメージを?どのくらいあると安心?

※出典:金融庁 金融審議会市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」(2019年6月)

(Ayano)私は正社員でずっと働き続けて、おばあちゃんになってからも、余裕がある豊かな暮らしができるといいなあって思います。もし2,000万円を基準とするならば、少し上乗せして3,000万円くらいが必要資金かな?

(Arisa)私も老後も豊かに暮らしたいという気持ちが強いです。世界一周もしてみたい! 一般的には2,000万円と言われているけれど、試しにシミュレーションを使って調べてみたら、余裕のある設計にするにはあと1,000万は上乗せする必要があるみたいですよ。

――やはり、老後は豊かに暮らしたい?みなさん2,000万円以上必要と考えますか?

(Sunny)私は老後に、2,000万円ぐらいを保有していればいいかなって思っています。老後のためにがんばって節約するというよりは、今の時間をしっかり楽しみたいし、今の自分や時間に投資したいという気持ちが強いかもしれない。

(Ren)私も2,000万円が老後資産の目安ならそれで十分かなと思う。むしろ、今若いときにこそお金は使いたいです。若いうちに経験することは、必ずこの先の糧になるし、思い出として心にも記憶にも残りますよね。年をとってからは多くを求めず「縁側でのんびり」できればいいかな(笑)。

老後、体力が衰えてからはそれなりに暮らせれば満足。それよりも今、やりたいことを我慢せず、お金も時間も投入したい、とRenさん。

まとめ【後編】

お互いの業務内容にも興味津々で、「保険ってどんな種類があるの?」「資産形成って何から始めればいいの?」などの相互質問も飛び出しました。保険と証券、金融でくくられてはいても他事業部同期と語り合う機会はなかなかないもの。違う環境で違うやりがいをもって働く同期と接して、大きな刺激になったよう。

20代の若手社員による座談会(後編)はいかがだったでしょうか? 座談会に参加した4人の若手社員の全員がどんな形であれ「一生働き続けたい」と語っていたのは印象的でした。そのために仕事で忙しい日々を送りながらも、さらなるスキルアップや自己研鑽を欠かさず成長を求めて勉強をし続ける、という姿勢も共通しています。

そのベースにあるのは、自分で稼ぎたい、経済的な自由を確立したいといった「お金の価値観」かもしれません。投資か保険か貯金かなど、手段はそれぞれ異なるにせよ、自分自身の将来のイメージとそれに向けての備えについての考え方もクリアでした。

今回登場した4人の考え方に触れることは、ご自身のお金についても振り返るいい機会。若い世代の方も、同じ世代のお子さんがいる親御さんも、参考にしてみてはいかがでしょうか。

  • 【前編】の内容については、以下をご覧ください。

>「楽天グループ20代社員 保険&証券座談会 ―お金と私と人生のコト【前編】―」
(楽天証券のウェブサイトに移動します)

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