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犬のヒート(生理)はいつまで続くの?出血期間やヒート中の体調、注意点、避妊手術の必要性を解説します

犬のヒート(生理)はいつからいつまで?ヒート期間中の体調や出血量、避妊手術の必要性を解説します

女の子のワンちゃんを迎え入れるなら、知っておきたいのが犬のヒート(生理)についてです。人間の生理とは周期も出血のメカニズムも違うため、ヒート期間中の行動やケアには気を付けたい点がいくつかあります。犬のヒートはいつから始まりいつまで続くのか、前兆や、ヒート期間中のケアの方法、おむつは必要なのか、そして避妊手術が必要なのかについて、獣医師のアドバイスとともに解説します。

犬のヒート(生理)ってなに ?出血期間はどれくらいなの?

犬のヒートと人間の生理には大きな違いがあります。人間の女性の場合、生理は28日前後の間隔で起こることが一般的で、出血は3日~7日程度の期間となります。出血も、排卵後に妊娠しなかったことによって子宮内膜が剥がれ落ちることが要因です。

では、犬のヒートとはどのようなものなのでしょうか。犬のヒートが起こる周期は、6ヵ月~10ヵ月に1度、年に1~2回です。また、出血の要因も人間とは大きく異なり、「発情期に妊娠に備えて子宮が充血するため」に起こります。

このように、人間の生理は「妊娠しなかった結果」、犬のヒートは「妊娠に備えている状態」という違いがあるのです。

犬のヒート(生理)の前兆や、特徴的な行動って?

ワンちゃんは、ヒートが始まると落ち着きがなくなって、水をよく飲み、排尿の回数が増えてきます。陰部が腫れ上がり、急にいつもとは違う鳴き声を出したり、自分の体を人間や物にこすりつけたりするような動作が増えるワンちゃんもいます。
出血の前に、透明のおりものが出ることもあります。自分で血液をなめとるために、陰部に顔を近づけるしぐさも増えるでしょう。

犬のヒート(生理)の期間はいつから?いつまで続くの?

犬のヒートでの出血期間は、およそ1~2週間です。出血量はワンちゃんによって個体差があるため、出血量が少ない場合は犬のヒートに飼い主が気付かないこともあります。また、出血の期間にも個体差があり、発情から排卵まで1ヵ月程度出血が続くこともあります。陰部からの出血が長い、もしくは短いと不安に感じる場合は、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。

初めてのヒート(生理)はいつごろ?何歳から何歳まで続くの?

初めてのヒートは、小型犬なら月齢8ヵ月~10ヵ月頃、大型犬では月齢10ヵ月~12ヵ月頃が目安です。
「何歳からヒートがくるのだろう?」とのんびり構えていると、年齢にして1歳前には初めてのヒートが訪れるので、少しびっくりしてしまうかもしれません。さらに、犬には閉経がないため高齢になってもヒートは起こります。ただし、年齢とともに周期が長くなり、出血量が減る傾向にあります。

ヒート(生理)の前兆はあるの?

犬のヒートは周期が長いため、次のヒートがいつになるのか予想がつきません。予期せぬ時期にヒートが来てしまうこともあるでしょう。外陰部が腫れてきた、少し血が混じったような分泌液が外陰部から出てきたなどの症状が出たら、ヒートが始まる前兆と考えられます。

犬の偽妊娠(想像妊娠)について

ヒート前後の期間に、まるで妊娠したような状態になるワンちゃんもいます。犬は発情が起こると、卵巣から分泌される女性ホルモンによって2ヵ月ほど「偽妊娠」と呼ばれる状態となります。偽妊娠を起こすホルモンは妊娠をしていなくても発情後に分泌されてしまうため、ワンちゃんによってはお腹や乳房が膨らんだり、乳汁がでたりすることもあります。

食欲の低下や巣作りのための行動もこの時期見られますが、偽妊娠の場合はこれらの症状は時間とともに収まっていきます。

犬には4つの発情周期がある

犬は、陰部からの出血がみられる発情前期と、交尾の適期となる発情期、偽妊娠の症状が現れる発情休止期と無発情期の4つの発情周期を繰り返しています。ヒートが起こるのは発情前期で、出血が終わってから1週間ほど持続します。偽妊娠が起こる発情休止期は2ヵ月ほど。その後3ヵ月~8ヵ月の間は無発情期です。

犬のヒートの症状チェックポイント!犬のヒートの症状チェックポイント!

獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ) 獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ)

獣医師 竹尾先生のアドバイス!獣医師 竹尾先生のアドバイス!

ワンちゃんのヒートは、人間と違っている点も多いです。違った点を理解していただき、うまく付き合って行く必要があります。
出血の期間や周期が通常と違う場合は、卵巣や子宮自体の構造的な異常や腫瘍などの可能性も考えられます。
場合によっては、早急な麻酔下での手術やCT検査などが必要になるケースもあります。
「あれ?うちの子他の子と少し違うかも。」や「いつもと違うな?」と感じたら、すぐに病院にご相談してください。血液検査やエコー検査などを受け、大きな病気との関連性がないかを確認し、ワンちゃんとの生活を安心して過ごしていただけたらと思います。

ヒート中のワンちゃんの体調・行動について

ヒート中のワンちゃんは、普段とは異なる行動をとり、体調面にも変化が現れ、独特の匂いを発します。ヒート中には、次のような行動・体調の変化が見られます。

・情緒不安定になってイライラしてよく吠える
・夜鳴きする、落ち着きがなくなって人や物に体をこすりつける(マウンティング)
・食欲がない、あるいは増える
・少し元気がなくなる
・食欲不振によって体重が減少して痩せてしまう
・尿漏れする
・便秘になる
・便(うんち)が緩くなったり、下痢をしたりしてしまう
・腰のあたりを気にする様子を見せる

これらの症状以外に、「吐く」「水を飲む量が増える」などの行動が見られる場合もあります。行動・体調の変化があった場合、腹痛など他の体調不良からくるものでなければ発情によるものと考えてよいでしょう。

ヒート中に抜け毛の症状が出るワンちゃんもいます。犬のヒートでは、排卵に向けての準備として、一時的にエストロゲンの濃度が上がります。ホルモンの一種のエストロゲンの分泌量が多くなると、左右対称の脱毛がみられることがあります。

ヒートのように外陰部から出血する、ヒート期間中の行動と同様の行動をとるような病気もあるため、「病気かヒートか分からない」「ヒートのようだけれど、あまりにも様子が違うので病院に行ったほうがいいのだろうか」と悩んでいるのなら、まずはかかりつけの動物病院に電話をして、現在の状況を伝えてみましょう。

ワンちゃんに生理痛はあるの?

いつもと様子の違うワンちゃんを見ていると、ヒートによる痛みや辛さがないのか気になります。人間であれば、生理の時には生理独特の痛みや体調不良を感じる方も少なくありませんが、犬の場合、人間のような生理痛はほとんどないと考えられています。ただし、ワンちゃんによっては多少の痛みを感じることもあるかもしれません。

ヒート(生理)と似ている?ワンちゃんの子宮蓄膿症とは

ヒートの期間中と同様の症状を呈する病気に、犬の子宮蓄膿症があります。子宮蓄膿症には、開放性と閉そく性の2種類があり、開放性の子宮蓄膿症では、外陰部から出血や黄色い分泌物がみられます。ヒート中と同じく、元気がなくなり、水をよく飲み排尿の回数が増え、嘔吐することもあります。

閉そく性子宮蓄膿症の場合は、外陰部からの分泌物は見られません。開放性子宮蓄膿症と同じく、多飲多尿、食欲不振、嘔吐などの症状が現れます。開放性も閉そく性も、重症化すると、緊急手術が必要になる可能性が高い病気です。麻酔のリスクも高くなり、手術をしても死亡してしまうこともあります。

出血とともにお腹が痛そうな素振りを見せたり、何度も嘔吐したり、多飲や下痢、血尿が見られたりするような場合は、ヒートではなく子宮蓄膿症の可能性があります。すぐに動物病院で獣医さんに診てもらいましょう。

ヒート期間中は、元気がなくなる、食欲が減退してしまうワンちゃんも。

ヒート期間中は、元気がなくなる、食欲が減退してしまうワンちゃんも。

獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ) 獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ)

獣医師 竹尾先生のアドバイス!獣医師 竹尾先生のアドバイス!

ヒート時の行動の変化は、ホルモンバランスによって起こるものがほとんどです。「食欲が落ちてしまう」「活動性が落ちてしまう」など、症状が強く出てしまう場合には、ワンちゃんの負担も考えて避妊手術を検討してもいいのかもしれません。

病気の見分け方は難しいと思います。疑問に思ったらすぐにお近くの動物病院に相談してください。分かりやすいチェックポイントとしては「陰部から膿が出ていないか」「飲水量が多くなっていないか」などです。また、高齢のワンちゃんでいつものヒートの症状と違うなと思ったら要注意です。子宮蓄膿症の可能性は若いワンちゃんより高くなります。

内科的疾患以外には皮膚のトラブルもホルモンバランスが関わっていることも、実は多いのです。脱毛だけでなく、皮膚のバリア機能が下がってしまい表皮に細菌感染が起こる、なんてトラブルも……。皮膚のお悩みも、ぜひお近くの皮膚科獣医師にご相談ください。

ワクチン接種、お散歩、シャワー、お風呂……ヒート(生理)中の注意点を知りたい

いつもとは様子が違うヒート中のワンちゃん。この時期に避けたいこと、注意したいことがいくつかあります。

ヒート(生理)中にワクチンを接種しても大丈夫?

予防接種を控えているのに、ヒートになってしまった場合。ワクチンを接種するべきか悩むところです。ヒート中のワクチン接種には問題ありませんが、いつもと違い興奮しているなど懸念点があるのなら、時期をずらして様子を見たほうが安心かもしれません。また、ヒート後に交配の予定があるのなら、避けておいたほうがいいでしょう。

獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ) 獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ)

獣医師 竹尾先生のアドバイス!獣医師 竹尾先生のアドバイス!

ワクチン接種を行う場合も多いですが、「ヒートによる体調不良」があるときは避けてあげても良いでしょう。
ワクチンは体の免疫を動かし、少なからず体に負担をかけるものです。ヒート中は、ホルモンによって体の免疫が下がることも報告されており、症状が強く出てしまうワンちゃんのワクチン接種はずらすことも多いです。
本人の食欲や便の性状、嘔吐が無いかなどの状態を見て、獣医師に相談してからのワクチン接種をお勧めします。

ヒート(生理)中のお散歩はどうする?

お散歩自体に問題はありませんが、他のオスのワンちゃんを興奮させてしまう可能性があります。
他のワンちゃんが多く散歩している時間帯や場所を避けて、人通りも少ないルートを選ぶと安心です。ヒート中に散歩を嫌がるような様子が見られた場合には、無理せず休ませてあげましょう。加えて、多くのドッグランはヒート中の利用ができません。オスのワンちゃんとの交流で想定外の妊娠をしてしまう恐れもあるので、多くのワンちゃんが散歩している時間帯のお散歩は避け、ドッグランの利用はやめておきましょう。

ヒート(生理)中のお風呂やシャワー、トリミングについて

ヒート中にお風呂に入れたり、シャンプーをしたり、トリミングを受けたりすることでワンちゃんに何らかの影響が出るとは考えにくいです。ただし、一度に複数のワンちゃんが同じ空間でトリミングを受けるようなサロンでは、散歩と同様にオスのワンちゃんを刺激することになりかねません。

周囲の迷惑にならないように、ヒート中であることを伝えて予約をする、1頭ずつトリミングを行うサロンを選ぶなどの工夫が必要です。

ヒート(生理)中の旅行やペットホテルの利用について

旅行の予定を組んでいたのにヒートになってしまった、ペットホテルの予約をしていたのにヒートになってしまった場合。どちらも、予定を続行するのは難しいかもしれません。ペット同伴可の宿泊施設やペットホテルでは、他の宿泊客やペットに迷惑がかかるため基本的にヒート中のワンちゃんが利用することはできません。

ヒート(生理)中にしてもいいこと、やってはいけないことヒート(生理)中にしてもいいこと、やってはいけないこと

獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ) 獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ)

獣医師 竹尾先生のアドバイス!獣医師 竹尾先生のアドバイス!

ワクチンを受けることでのトラブルはほとんどありませんが、その子その子で体調は違います。ヒート中に体調不良がよくある子はあえて時期をずらしてあげるのも良いでしょう。

シャンプーなどの行為も、たくさん体力を使うイベントです。陰部周りは清潔に保つことを意識していただきたいですが、体調が悪い時のお風呂も避けてあげてください。また、お散歩やトリミングなどは他のワンちゃんとの接触に、十分注意してあげてください。

望まない妊娠のリスクも高くなりますし、男の子のワンちゃんが「恋煩い」で食欲が落ちたり元気が無くなったり……なんてことも。周りのワンちゃんたちともうまく付き合っていくためにも、ヒート時期のお散歩やトリミングにも注意が必要です。

ヒート(生理)中のワンちゃんのおむつ(パンツ)、ケアについて知りたい

出血や尿漏れのあるヒート中には、おむつを着用しているワンちゃんも多くいます。出血量が少ないワンちゃんなら不要かもしれませんが、床や家具に出血の跡がついてしまう場合には、おむつやマナーパンツが必要です。ヒート中のワンちゃんには、どのようなおむつをしたらよいのでしょうか。

犬のヒート用のおむつやマナーパンツは、ペットショップなどで販売されています。ワンちゃんの大きさに合わせた多様なサイズかつ、種類も豊富なかわいらしいデザインのものがあるので、お出かけの際などは市販のものを使用すると便利です。犬用の紙おむつ、または人間用のおむつに尻尾を出すための切れ目を入れたものでも構いません。たくさん動き回っておむつがすぐに外れてしまうワンちゃんには、サスペンダーをして固定する方法もあります。

おむつではお尻部分が膨らんで気になるという場合は、ワンちゃんのための生理用ナプキンとサニタリーバンドを活用してみましょう。おむつよりもスリムな印象になります。

市販のものに気に入った色柄のものがないのなら、自分でマナーパンツを作ってしまうのも手です。使う素材は、ワンちゃんが肌荒れなどを起こさないように、オーガニックコットンなど蒸れにくく柔らかいものを選びましょう。繰り返し使うことを考えて、洗いやすい素材であることも大切です。作り方もとっても簡単なので、無料でダウンロードできる型紙を使って手作りおむつ・マナーパンツにチャレンジしてみましょう。

家の中でも外でも、おむつやマナーパンツをしていれば汚す不安はありません

家の中でも外でも、おむつやマナーパンツをしていれば汚す不安はありません。

獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ) 獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ)

獣医師 竹尾先生のアドバイス!獣医師 竹尾先生のアドバイス!

おむつは、長時間のつけっぱなしはしないように注意してあげてください。手作りパンツも同様です。血液は細菌が繁殖がしやすいため、半日ごとに取り替えてあげるのがいいでしょう。また出血量が多い場合は取り替えの時間を短くしてあげてください。

使い捨て製品の長時間使用や、再利用は避けてください。手作りパンツも、一度使ったものはしっかり洗濯をしてあげてください。衣類用ハイターにつけてから洗濯するなどしてもいいでしょう。不衛生になりやすいものなので、皮膚炎や尿路感染のリスクを減らすためにも清潔に扱ってください。繰り返し使う手作りのパンツの管理が難しい場合は使い捨てを利用するといいでしょう。

避妊手術とヒート(生理)について

「ヒート中の行動が気になる」「今後妊娠を望んでいない」と考えているのであれば、早期の避妊手術を視野にいれておくことをおすすめします。避妊手術をした後は、ヒートがなくなるばかりか、発情による異常行動や子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、卵巣の病気などのリスクを減らすことができます。

ヒートに伴う攻撃性もなくなり、ワンちゃん自身、ヒート中に感じる不快なストレスから解放されます。とはいえ、避妊手術は全身麻酔を必要とする手術なので、リスクは存在しています。たとえば、ホルモンバランスの変化による脱毛症、全身麻酔による死亡リスクなどが考えられます。また、避妊手術を受けたワンちゃんは太りやすい傾向にあります。

家族や獣医さんとよく相談し、避妊手術を受けるかどうかを選択しましょう。

避妊手術に適した時期は、生後6ヵ月ごろです。初めてのヒート前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍の発症を予防できます。全身麻酔を使っての手術は、高齢になるほど体に負担がかかってしまうので、若く体力のあるうちに行ったほうが麻酔によるリスクが低くなります。

ただし、初めてのヒートがきて、慌ててヒート中に避妊手術を受けるようなことはやめたほうがよいでしょう。ヒート中ではないときに比べて、血管の膨張によって出血が多くなり、手術へのリスクが高まります。この場合は、慌てずヒート後に避妊手術の予定を入れることをおすすめします。

獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ) 獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ)

獣医師 竹尾先生のアドバイス!獣医師 竹尾先生のアドバイス!

避妊手術は、妊娠させる予定がないのであれば早めに検討してあげてください。
2回目のヒートが来る前までに避妊手術を行うと、将来的に乳腺の癌のリスクを減らすことができます。また、避妊手術を受けることで子宮の癌や子宮蓄膿症といった生殖器系のトラブルも防ぐことができます。

皮膚科診療をしている中でも、未避妊によるホルモントラブルからの皮膚症状とよく出会います。残念ながら、全身麻酔は100%安全と言い切ることはできません。しかし、現在は麻酔の技術も上がっており手術自体の技術も向上しています。従来の、お腹の腹筋を切って行う手術の他に、腹腔鏡を使い傷口も小さく、日帰りで避妊手術を受けられるように獣医療も進化しています。腹腔鏡による避妊手術ができる施設は日本でも限られていますが、避妊手術に迷われている場合は、ぜひ獣医師にご相談ください。

まとめ:犬のヒート(生理)について

ワンちゃんはヒート中、いつもより騒がしくなり、落ち着きがなくなるばかりか、食欲減退や夜鳴きなど、普段の様子とは異なる状態になってしまいます。中には一時的に元気がなくなってしまうワンちゃんもいますから、ヒート中は散歩や旅行などで無理をさせないほうが賢明です。またヒート中、ヒート直後は望まない妊娠の可能性もあるため、なるべく他のワンちゃんがいる場所へは近づかないほうがよいでしょう。後にずらせる予定は後にずらして、のんびりと過ごしましょう。

今後妊娠を望んでいない場合には、避妊手術を受けるという選択肢もあります。かかりつけの動物病院に相談してみてはいかがでしょうか。

犬のヒート(生理)は、自然な現象で病気ではありません。ワンちゃんも飼い主も快適に過ごせるように、ヒート期間中はなるべく外出を控える、おむつをするなどの工夫をしてみましょう。

監修者情報

監修者プロフィール

獣医師 竹尾 記子(たけお ふさこ)

獣医師竹尾 記子(たけお ふさこ)

所属
麻布大学生理学第二研究室 院生

関東周辺の動物病院で獣医皮膚科診療を中心に動物の診療を行っております。
また、動物病院にて診療に従事する傍ら、麻布大学の生理学第2研究室で院生として、動物の皮膚治療の研究を行っています。動物と皮膚が好きな獣医師です。

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(掲載開始日:2020年4月2日)

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